【ワーホリ】仕事(アルバイト)をするときは覚悟せよ!【オーストラリア】
ワーホリをするために海外へ渡航したとき、必ずしなければならないこと。
それが仕事。
ワーホリは「ホリデー」と名前が付くだけあってホリデー主体、ワーキングの方はあくまでそれを補う程度のものという認識なのですが、ワーホリメーカーで遊びまくれるほどお金に余裕のある人もそう多くはないはず。
到着してなるべく早いうちに仕事は見付けたいですよね。
ワークライフバランスや仕事探しで私が苦労した点についてはすでにこのブログでもお話した通りですが、しかし仕事が見付かって「これで安心!」とはいかないのも事実。
worldtravel-connext.hatenablog.com
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「海外で働くってなんだか緩そうでいいな~」とか思っちゃいけません。
もちろんそういうところもたくさんあります。
しかしそれは日本国内において様々な企業や就業場所があるのと全く同じことなのです。
基本的には、海外で働くのはすごく大変。
まず言語がハンディキャップですからね(笑)
そして文化も違う。文化が違えば何を良しとして何を悪いとするのかも違ってきます。
例えばこんなことがありました。
私が働いていたカフェはメルボルン付近に2店舗運営されているそれなりに人が入る忙しいところで、クレープとコーヒーを売りにしていたので注文が殺到すれば40分待ちとか当たり前。
まあ、さすがに待たせ過ぎれば「まだなの?」と質問が飛んでくるのはオーストラリアと言えど当然のことなのですが、お客さんが席を立った後のテーブルをいちいち拭かないのは常識でした。
言ってもそう安いカフェではありません。
クレープひとつで余裕で¥1,500相当を超えてくるスタイル。人によってはクレープ一枚にコーヒーで¥2,500なんてことも。
しかしハイエンドでもない、値段的には中の下~中の中ぐらいの感じでした。
一緒に働いていたスタッフは言います。
「そんなに値段するわけじゃないんだから、そこまで高いクオリティのサービス求められてもね…忙しいし。ピカピカのテーブルで食べたいならちゃんとしたレストラン行けばいいのよ!」と。
これ、日本ではありえなくないですか?
例えばファミレスで拭いた形跡がないテーブルに通されたりしたら、程度はあっても少なからず嫌な気持ちになる人は多いと思います。
これもそんな感じ。
※もちろんあまりに汚かったら拭きに行きますよ!
ただそれって別にサボっているとかそういうことではなくて(中にはそういう人もいますが)、彼らの中の当たり前なのです。
だからオーストラリアでは私も、カフェとかに行ってテーブルに水滴やちょっとしたカスが付いている程度だったらナプキンでささっと拭いて座ったりしていました。
そして、やっとの思いで仕事にありつけたとき。
大変なのは実はここからなのです。
日本だと例えばアルバイトとして新人が入ってくるとなったとき、それなりに「○○をして~」「そしたら××ね~」というような流れを教わったり、指導してくれたりしてくれるのが普通ですよね。
しかしここはオーストラリア、海外です。
同じものを求めちゃダメってことですね!
これも恐らく人や場所によるところも大きいので一概に「必ずこうなる」というわけではないのですが、あくまで私の経験談として参考にして下さい ㆆ﹏ㆆ
ワーホリの人が働く場所となると、レストラン(ジャパレス含)やカフェなど、主に飲食店関係が多いと思います。
仕事が見付かり、ワクワクしながら初日を迎える。
そしていざ出勤してみると、「ああ、よろしくね~!」…以上。
え? です。ただただ困惑。
挨拶だけして終了。
基本的には誰も教えてくれません。何をしたらいいか、どこから始めればいいのか、その場所のルールだとか。
「自分でどうにか頑張って! 分からないことあったら聞いてね!」のスタイル。
おいお~い、初日だから分からないことも何も何ひとつ知りませんけど~?
と言いたくなりますが、オーストラリアでこれは通常運行。珍しいことではありません。
「な、何をしたらいいですか?」とか言っても、「ああ、じゃあオーダー取ってきて!」と勤務スタートしてものの数分で無茶振りをされる始末。
「これ、どうしたらいいですか?」
「あー、どうだったかな。ちょっと他の人に聞いて!」
「あ、あの…オーダーミスしちゃって…」
「は? 忙しいんだから自分でどうにかしてよ!※機嫌が悪いときです。この限りではありません」
本当にこんな感じ(笑)
でもだからって「何も教えてくれないなんて…」「放置ってありえない!」と何もしないでいると、向こうからしたら「なんて仕事出来ない奴なんだ!」ということで普通に突然クビ宣告をされます。
重要なのは受け身にならず、自ら行動していくこと ෆ◕ㅂ◕ෆ
これは日本でもそうだと思いますが、最初のうちは何も分からなくてもとりあえずずっと動いているように(最悪本当に無理な場合も仕事している振りをするなど)しましょう。
しかしここで注意しなくてはならないのは、相手がどのような気持ちでこちらに接しているかを見極めること。
上記のような雰囲気や行動は当たり前とは言え、中にはそもそも意地悪をするつもりで、あるいはすぐに辞めてもいいと思っているために何も教えようとしないところもないとは言い切れません。
何故なら私たちはワーホリメーカー。
英語のネイティブでない上に働ける期間にも期限があり、言い方は悪いかもしれませんが使い捨てのような見方をしている人たちもいるのが現状です。
相手に少しでもそういった雰囲気を感じ取ったら悪いことは言いません。辞めましょう。(どうしてもお金が必要な場合とかは仕方ないですが…)
自分をわざと苦しめてくる人たちのもとで働いて得られるものなどありません。
特にワーホリは期間が定められているため、時間を無駄にしている余裕はないはずです。
「ここで頑張って働く価値はあるのか? 自分は何を得られるのか?」
ワーホリは常に自問自答との戦いですね (´-﹏-`;)