【海外生活】辛いこと8割!楽しいこと2割!?私の海外生活【全般】
タイトルを見て、「ええっ!? そんな夢が無い…」と思われた方もいるかもしれませんが、この言葉に私の海外生活に対する全てが詰め込まれていると言っても過言ではありません。残念ながら。
初の海外生活をスタートさせるに辺り、
「言葉も通じないのに大丈夫かな…」
「なんだか分からないけど漠然とした不安が…」
「友達出来るかな…」
など、心配事や不安というのはまあ、付き物ですよね。
海外生活だからというわけではなく、未知の世界に飛び込むときは少なからずそういうものだと思います。
でもね、それよりも期待や希望の方が大きい!
だってそうでなければ海外に行く意味なんてありませんもんね?
不安ばかりで期待なんてちっともない…って状態だと、日本にいた方が多分精神衛生上良いですよね。
かく言う私も、初めて日本を飛び出す前はまさにその状態でした。
心配だけど、不安だけど、だけどこれから一体どんなことが待っているのだろう?
私は中々出来ない体験をさせてもらっているんだ!
辛いことがあるのは分かっているけど、日々勉強になるんだろうなあ。
そう思っていた過去の私に言いたい。
甘いな! 過去の自分、甘過ぎる!
海外滞在経験が大分長くなってきた今言えるのは、「辛いことがある」ではなく「辛いことが大半」だということ。
もちろん海外にいて全てハッピー! と言えたらそれが一番良いのでしょうが、そういうわけにもいかないのが海外生活の難しいところ…。
かつての理想を叶えられているのだからそれだけで幸せじゃん? と思っても、「辛いなー」と思ってしまうのはどうしようもありませんよね。
何が辛いかって?
A.分かりません (⌒▽⌒)
…まあ、これは流石にちょっと語弊があるかもしれませんが。
でもね、本当にこんな感じなんです。
例えば「英語が通じない」だとか「友達が中々出来ない」だとか、そういうのって日本出国前にも大方予想が付いていますよね。最初に乗り越えるべき壁として想定出来ています。
だからそれも辛いのは辛いけど、予想が付いていればそれだけ覚悟も出来ているんですね。
人種差別とかも…悲しいことですが、私はその被害に遭ったこともあります。
ただそれって別に海外だからというわけでなく、日本でだって多かれ少なかれ、人種差別を無意識にしてしまう人っているものです。だから「悲しいな」とは思うけど、私にとって人種差別も「辛い」という理由にはならないわけで。
(だけどやっぱり本当に残念ですよね…)
ただ何が辛いかって、日々積み重なる小さなストレス!!!
何かの手続きがちょっとしたことで上手くいかなかったとか、英語が通じないと店員さんからも「は?」って言われたりするだとか、電車が人身事故か故障か何かで停まったとき何の説明もされず数十分缶詰にされたりだとか、そういう本当に些細なこと。
そういうのがね、積み重なって突然ポーンとなる日があるんです。
本当にポーンって感じ(笑)
突然頭からプツッて音がするっていうか、「あーあ、もうやーめた」みたいな。
これ、多分そもそも私の性格がそこまでポジティブじゃないっていうのも大きいんだと思うんですけど(笑)、でも色々なことが積み重なると、あるとき突然全てを投げ出したくなることってありません?
私にとってはそんな日が大体年に2~3回ぐらいあって、そういうときは大抵部屋に籠ってひたすらベッドに寝転がっています。
好きな音楽を聴く余裕もなく。
好きな映画を観る余裕もなく。
友達からの連絡も一切絶って。
こんな感じだから「何が辛いのか」っていう具体的なものではないんですね。
ただ、分からないけど辛いと思っているときの方が絶対に多い。
そんな感じ。
寧ろ楽しいこと2割っていう数字を叩き出すことの方が凄い(笑)
「そんなに楽しいこと少ないなんて…」と思われてしまいそうですね。超絶ネガティブ人間っぽい!
けど別にこれは海外生活自体が楽しくないというわけではなく、辛いな~と思いながらも楽しいことは楽しいですよ! 自分がしたいことをしているわけですし。別にね、帰る家も家族もあるわけで、本当に嫌になったら日本に帰ればいいだけの話ですしね…。
でも海外生活を送る上での楽しいことって、
例えば「友達と遊んでいるとき」だったり「仕事でやりがいを感じているとき」だったり、「美味しいものを食べているとき」だったり、意外と日本にいるときと変わらなかったりします。
そんな感じで「日本にいても出来るな、これ」っていうことは、この楽しいことというのにはカウントしていません。
そして出来上がったのが2割という数字。
我ながら少な過ぎるな…。
でもね、実際のところ、
海外生活って思うように行かないことの方が多いんですよ。
それは言語だけの問題じゃなくて、やっぱり文化も習慣も違いますし、今までは常識だと思っていたことがそうとも限らない全くの異文化ですから、何をするにもスムーズに行けば寧ろラッキー! ぐらいの感覚です。
じゃあ何故そこまでして海外にいるのか? という話になってしまいますが、それはただ単にその国が自分に合っていたから、というだけのこと。
それも何がというわけではなく、雰囲気が。
私は基本的にそこまで打たれ強い性格ではありませんから、本気で無理だと思えばすぐにでも帰ります。特に海外生活なんて自己投資も良いところですし、無理をしてまでいる必要はないとも思っています。だって日本には今まで築き上げてきた居場所があるものね!
でも多分、だからこそ海外にいても安心出来ているんだと思います。
もし本当に無理で帰国することになったとしても、日本にはちゃんと受け入れてくれる人たちがいるということが分かっているから、「あーあ、もうやーめた」ってなってもひたすら引き籠るだけで済んでいるのかなあ、と。
辛いこと8割、楽しいこと2割。
だけど気付けばもう数年。
そんなのが私の素敵な海外生活 ୧꒰*´꒳`*꒱૭✧