【ワーホリ】仕事探しが大変過ぎた話【オーストラリア】
ワーキングホリデーはあくまでホリデー主体(とされている…)ですが、もし1年以上の滞在を考えているなら一切仕事をしなくていいと考えている人はあんまりいないと思います。
私は本来セカンド取得は考えていなかったので、現地に到着して語学学校に通っている間から仕事探しを始めました。シティージョブですね。
そう簡単に仕事が見付かるとは元々思っていなかったのですが、まさかこんなにも苦労することになるとは… (;ω;)
見付けたかった仕事
元々日本での経験から飲食店系のサービス業が苦手だな~と思うところがあったので、オフィスワークをしたかったんですね。
だからジョブハンティングを始めた当初はインターネット経由でとにかくオフィス系の求人を出している企業に、英語の履歴書を送りまくりました。
それから1ヶ月(休みは必要だったので土日以外)は目標1日5通と決めてひたすらパソコンに向かう毎日。つまりトータル最低100通ですね! 意外と募集は掛かっているものです…。
うち面接まで辿り着いたのが3件、うち内定が1件です。
そう、実はひとつ、内定も貰ったんです(笑)。
しかしそれがひたすら外回りの営業だったことと、給料が完全歩合制だったこと、あと説明会などで話を聞いているとどう考えてもブラックだったことで丁重にお断りするハメに… (T□T)
他の面接でもワーホリだとどうしても働く上で制限が出て来てしまうため、オフィスだと中々難しいようですね。
前もって送付した履歴書にワーホリである旨は表記しているので、面接中にそれを言われる私としては「だったら面接来いなんて言うなよ…」という感じでした…(笑)
飲食店に目標をチェンジ!
時間があればもう少し粘っても良かったのですが、お金もどんどんなくなっていくのに耐え切れず、渡航1ヶ月半で仕方なく飲食店にも応募してみることに。
(のちに仕事も楽しくなるのですが、この時点では本当に“仕方なく”という感じでした…)
カフェかレストランかな~という感じで、インターネットで履歴書を送ったり、直接配り歩いたり…。
本当に辛かった!!
そもそも履歴書をアポなしで直接配り歩くスタイルに慣れていないというだけで精神的に疲れるのに、「じゃあ履歴書見てから連絡するね!」とは言われても実際に連絡が来るのはほんの一握り…。
例えばそれで連絡が来たとしても、外国では飲食店でアルバイトをする時にトライアルと言って、数時間~数日働いてみて実際に雇えるのか、雇って貰えるのかを決めるシステムがあるんですね。
呼ばれてそのトライアルやら面接やらに行ってみると「あー、君経験ないのかあ。じゃあちょっとね~」と。
だから…
え、何なの? 履歴書読んでないの?(多分さらりと流した程度)
経験ないのは履歴書見れば分かりますけど?
※本音。。
ここで言う経験は、飲食店での経験というだけではなく英語での接客経験ですね。
私は日本で働いていた時、出張で海外に行ったり英語を使うような仕事をしていたんですが、「でも飲食店で英語の接客したことはないんでしょ?」ということらしいです…。
上ではちょっと口が悪くなりましたが(笑)、実際に仕事がないと心に余裕もなくなってくるので本当にこんな感じ (๑`н´๑)
でもまあ、仕方ないですよね。
そりゃあ経験がない、英語もネイティブではない、しかも働ける期間に限りがある外国人を雇うメリットなんてほぼないですから。
(こういうのって後で冷静になるとよく分かる…)
つらい (´;ω;`)
そしてここでもまた仕事が見付からないまま刻々と時間が過ぎていきました。
何でもやるというスタイル
3ヶ月が経とうとしていた頃、もう心がポッキリ折れに折れまくっていた私は日本に帰ることを決意していました。
お金もなくなるし、もういい加減しんどいし、本来の目的だったオフィスワークも達成出来そうもないしで、あと1週間本気でやってみて無理だったらもうきっぱり見切りを付けよう! と思っていたわけですね。
しかもこの間に実は家がなくなりかけたりして、突如新しい家を探さなきゃならなくなったりでそりゃもう気持ち的にパニックでした(笑)。
それからは面接に行く度に(面接の機会は何度か貰えた)
「皿洗いでも良いです!」
「料理運ぶだけでも良いんで…」
「給料安くていいので!」
という感じで半ばやけっぱち気味に(笑)自分を売り込んでいきました。
そこでまた「あれ? 経験なかったっけ? じゃあダメだな~」と適当にあしらわれても、「もう帰るし別に良いや」と開き直れるんですね、これが。
するとなんと!!!
帰国と決めた日の2日前、本当にそろそろ飛行機予約しようかなと考えていると、あっさりと仕事が決まったのです!
それも2つも同時に!!
ワーホリの先輩から仕事探しの相談をした時に、「仕事って意外と決まる時は決まるし、決まらない時は決まらないものだよ」と聞いてはいたのですが、本当だったとは… ˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
(経験者ってやっぱり凄い!)
職種にこだわったわけ
これ、仕事探しなんですが、日本食レストランでなら意外と仕事があったりもするんですが、私はあくまでもローカルのみの応募をしていたんですね。
それは何故かと言うと、ひとつが以前にも留学経験があったのでどうしても英語環境が良かったということ。つまりオフィスワークやりたかった~! というのが微妙に後を引いていた(笑)。
そして、
プライドが高かった!!!(笑)
ダメですね、「あれはやりたくない」「これもちょっと…」っていうのは。本当にダメです、自分。
日本食レストラン(通称ジャパレス)でもホールに入れればお客さんは外国人も多いので英語自体は使えるのですが…。
日本での飲食店アルバイトの経験から飲食店は無理! となっていたので、正直ビビりまくっていました(笑)
そして働いている人は同じ日本人が多かったので、接客は英語でも文化は日本になってしまうのが恐ろしかった… (´;ω;`)
そして2つ目、給料が安いと思っていたこと。
ここで重要なのは、「思っていた」という部分!
ジャパレスの中には給料が安過ぎる(最低賃金以下)ところが多いことは事実なのですが、私はてっきりローカルで働ければちゃーんとお給料が出ると思っていたんですね!
しかしワーホリ2年間を通して分かったのは、ローカルにも色々あるということ(笑)。最低賃金を遥かに下回るところもありました…。
結局その後どうなったのか?
時間の都合が合ったので、受かった2つのカフェで働くことにしたのですが、自分でアピールした通り、結局は料理を運ぶという単純な仕事から始めました。
ひとつの方では私に限ったことではなく、元々新人は皿運びからというシステムだったようです。
意外とスタッフの入れ替わりが激しいところだったので、半年も経てばベテランという(笑)。
まずは皿運び、それからレジ打ち、そしてコーヒーと、最終的にはバリスタも担当させてもらいました。給料が安い分全く働きに見合っていなかった…!
いや~、やってみるものですね!
というか、死ぬ気でやれば何でも出来るものですね! びっくり!
ここまで必死になったのは生まれて初めてかもしれない…。
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